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サクっとわかる!英語文法〜基礎〜  Part 1/15

  • 執筆者の写真: TOSHIHIRO AKIMA
    TOSHIHIRO AKIMA
  • 2020年11月15日
  • 読了時間: 4分

英語が読めない(わからない)理由とは

 なぜ、英語はわからないのか?英語をスラスラ読めるようになるためにやみくもに勉強をしていませんか?単語を必死に覚える、わからない英文をとにかく読むなどなど。もちろん、それでも英語の力は上がります。ただ、非効率ではないですか?

 効率よく勉強していくには、まずはどうして英語がわからないのかを正しく知っておくことが大切なのです。そこで今回は英語がわからない、もしくは苦手である方向けに、その理由を紹介していきたいと思います。これを読むことで、今後どのようなことを意識して勉強していけばいいのかわかるので、効率よく英語力を高めることができます。

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英語がわからない理由としてよく知られているもの


みなさん、突然ですが。英語がわからない(わかりにく)理由を上げてくださいと言われて思い浮かぶ、答えはありますか?多くの方が、単語がわからない、主語と動詞の位置が日本語と異なるからなどを、答えてくれるのではないでしょうか?もちろん、それも大きな理由です。単語がわからないと確かに文は読めません。しかし、単語がわかっていれば文は読めるのでしょうか?答えは、NO!です。なぜなら、文章には語句や文どうしの関係性があるため、単語だけ知っていても正しく文を読めていないのです。それゆえ、単語だけ理解してても、正しく英文が読めないためテストなどではある程度しか点数が取れず、英語の成績が伸び悩む原因となるのです。では、ここで英語がわからない4つの理由を紹介します。


 1:単語がわからない

  ある程度、単語がわからないとそもそも文が読めません。単語の暗記法についてはよければ、下の記事を参照ください




 2:主語と動詞の語順が違う

   よく英語がわからない理由として挙げられている、

   主語と動詞の語順が違うというのは、



   日本語:主語 + 目的語 + 動詞
   英語 :主語 + 動詞 + 目的語



 というように、日本語は動詞を文の最後につけるのに対して英語は動詞を主語の次に付けます。このような動詞の違いから、動詞を最後につけることに慣れている日本人は英語が苦手になりやすいのです。


英語がわからない2つの隠された理由


 3:基本の文型が理解できていない

  みなさん、文型というものを知っていますか?そして、それらを正しく理解していますか?英語には、文型という5つの文の型が存在しています。そしてこれらは、英語の文を理解する上でものすごく重要になります。ところが、日本の英語教育は身近な部分から入るため、これを十分に理解し英語の学習をしている人があまりいません。文型を理解せずに他の文法や単語を勉強しようとすると、英語を体系的に学べないため、文章が長くなると何を言っているのか、全くわからなくなるのです。ちなみに、英文のほぼ99%(1%くらいは、日本でいう倒置法のような特殊な例外があります)は5文型の規則通りに書かれているので、これを正しく理解しているだけで、文の大まかな内容は、一読した時点で、スッとわかります。そして、これは内容把握のために速読する際に非常に役立ちます。


まとめ


  英語には、5つの文型があり、それを理解することが重要!


 4:単語の修飾関係がわかっていない

 

 いきなりですが、修飾関係とは何かわかりますか?


修飾関係とは、わかりやすくいうと説明をすることになります。そんな修飾関係について正しく理解していますか?


ここで、日本語で修飾関係テストです!



以下の文の修飾関係に関して説明しなさい

公園でサッカーをしている背の高い少年は、とても早く走っている。


この文の修飾関係とその修飾関係を形成している品詞について正しく説明できますか?

意外に、日本語でも難しくありませんか。日本語の修飾関係は小さい頃から膨大かつ日常的に聞いているため文法的に理解していなくても、意味はスンなりと理解でき困ることはあまりありません。ところが、英語の場合、その蓄積がないのです。そのため、時間による蓄積ではなく、修飾関係を意識して勉強していくことが重要なのです。ここにも、日本語と英語の違い(修飾関係の仕方)があるため、英語がわかりにくいのです。ここで違いを簡単に紹介です。


 日本語: 前置修飾(前から説明する)

      早く走る(早くが、走るを修飾)

 英語 : 前置修飾 
      tall boy (tallがboyを修飾)

    + 後置修飾(後ろから説明する)
      run fast  (fastがrunを修飾)

 みたいな違いがあります。特に、後置修飾について慣れていないため、英語の文が読めなことはよくあります。誰しもが1度は、ここで英語につまずくと言っても過言ではないでしょう。


 まとめ

  修飾関係を意識して文を読むべし

  日本語と英語の修飾の仕方は異なる

   例)日本語は前置修飾だが英語は前置修飾+後置修飾


まとめ

英語がわからない理由には単語や動詞の位置だけではなく、日本語と英語における文型の違いや、修飾の仕方が大きく違うということを説明してきました。裏を返せば、英語を学習する際に日頃から文型や修飾関係について意識し、深く理解しておけば、つまずくことがなくるのです。Part2以降で、この文型や修飾関係について詳細に説明していきます。


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